野良猫被害に遭われている方の中で、鼻がムズムズしたり、目がかゆくなったりしている人はいませんか?

もしかすると、それは猫アレルギーの症状かもしれません。

今回はそんな猫アレルギーについて詳しくご紹介いたします。

猫アレルギーの症状と原因を知ろう

命の危険もある猫アレルギーの症状

ひとことで猫アレルギーと言っても、さまざまな症状があります。

猫アレルギーの症状は風邪や花粉症の症状とよく似ているため、はじめは猫アレルギーだと気がつかない人もいます。

そのような軽度な症状から、最悪の場合死に至ってしまう重い症状までありますが、主に症状が出る部位は大きく分けて4つです。

目に現れる症状

目のかゆみや充血、腫れなどの症状は猫アレルギーの代表的な症状と言われています。

というのも、粘膜が直接外の空気に触れているため、アレルギーを起こす物質が入りやすくなっているからです。

また、これらが悪化するとアレルギー性の結膜炎になってしまうこともあります。

鼻に現れる症状

鼻のかゆみ、鼻づまり、くしゃみ、鼻水などを伴うアレルギー性鼻炎が主な症状です。

風邪と間違えがえてしまうような症状ですが、猫アレルギーによる鼻水は透明でサラサラしており、水のように垂れるのが特徴です。

喉に現れる症状

喉の違和感や痛み、咳など、猫の毛を直接喉から吸い込むことによって見られる症状です。

また、喉が腫れると気管が狭くなってしまいますので、喘息を患っている方は呼吸器系の症状が悪化してしまう可能性があるため注意が必要です。

皮膚に現れる症状

皮膚のかゆみ、発赤、蕁麻疹などが主な症状で、猫に触るとすぐに発症するものから数時間後にかゆみが現れることもあります。

また、猫に触れていないにも関わらず猫のいる空間で蕁麻疹が出るような重度な場合もあります。

この他にも、微熱や頭痛、肌荒れの症状が現れる人もいますし、中には呼吸が苦しくなったり、アナフィラキシーショックを起こしてしまう人もいますので、アレルギーの症状が重い場合はすぐに病院で診てもらうようにしましょう。

また、猫アレルギーかどうかを調べるにも病院へ行く必要があります。

猫アレルギーは内科、皮膚科、耳鼻科、アレルギー科で検査してもらうことができ、検査方法は通常、血液検査かパッチテストとなります。

猫アレルギーの原因

猫アレルギーとは、猫と接することで体内にアレルギー物質が入り、アレルギー反応を起こすものです。

猫アレルギーのアレルゲンは、『Fel d』というタンパク質で、これは『Fel is domesticus=家猫』が語源とされています。

Fel dは猫の皮膚、猫のフケ、猫の唾液、猫の尿などに含まれており、現在わかっているものでFel d 1~Fel d 8までの8種類あります。

成分は1から順に、セクトグロビン、アルブミン、シツタチン、リポカリン、IgA、IgM、リポカリン、ラセリンと呼ばれています。

その中でも、主に猫の皮脂腺に含まれるセクレトグロビンは、猫アレルギー患者の90%以上がこれをアレルゲンとしています。

また、猫の唾液に含まれているリポカリンも猫アレルギー患者の63%がアレルゲンとしており、この2つが猫アレルギーを起こす主犯格とされています。

これらのアレルゲンは、花粉やほこりの10分の1程度と極めて小さく、さまざま場所に飛び散りやすいのが特徴です。

野良猫が敷地内に住み着いていたり、庭を荒らしたりしているなどの被害に遭われている方は、アレルゲンが庭中に飛び散っていることになるのですから恐ろしいですよね。

ちなみに、猫の毛自体にはFel dは含まれていませんが、猫が毛づくろいをした際に唾液に含まれるFel dが毛に付着してしまい、アレルゲンとなるのです。

野良猫による猫アレルギーの予防と対処法

猫アレルギーのアレルゲンは家猫、野良猫関係ありません。

猫アレルギーになるかどうかを一言でいうとずばり『体質』です。生まれ持った体の特徴なので防ぎようがありません。

また、人それぞれアレルギーの許容量がありますから、成人になってから猫アレルギーを発症する方もいます。実際、家で猫を飼っている人の中にも猫アレルギーを発症する方は多くいらっしゃいます。

家猫なら、猫の動物病院でノミの駆除をしたり、シャンプーの回数を増やすことで軽減できる場合もありますが、野良猫となると、そんなことはできませんよね。

では、野良猫への対処はどのようにすれば良いのでしょうか?

アレルゲンの温床を絶つ

野良猫が敷地内に住み着ている、通り道にしているなど、被害がはっきりしている場合、家の中にもアレルゲンが入ってきていると考えて間違いありません。猫がいる敷地内で生活しているのですから当然ですよね。

猫アレルギーを引き起こすアレルゲンは、カーペットやカーテン、枕やシーツ、ぬいぐるみなどを温床としていますので、こうしたものは定期的に洗い、交換するようようにしてください。

また、床にカーペットや絨毯を敷いている方はフローリングに替えることも効果があります。部屋をこまめに掃除機で掃除し、清潔な状態を保つことで家の中に入ってきたアレルゲンは大きく軽減されます。

しかし、掃除機では目に見えるほこりしか取れませんので、目に見えない猫のフケやハウスダストなどはフィルター機能の高い空気清浄機を設置することで補いましょう。

また、外から帰った際には、玄関でコロコロ(粘着テープ)などで衣服についた猫の毛やフケを落とし、室内に持って入らないようにすることも大切です。

野良猫を正しく駆除する

猫アレルギーを予防するためにはアレルゲンとの接触を最低限に止めることが何より大切です。

前述したように、室内を清潔に保つことも大切ですが、それと同時に野良猫が敷地内に住み着いている場合は、忌避剤やとげとげシートなどの猫避けグッズを使って、猫を庭に侵入させないようにしましょう。

野良猫を敷地内に侵入させないことが猫アレルギーから身を守るためには最も有効です。

とは言っても、野良猫駆除はすぐに効果が出ないものばかりでお悩みの方も多いと思います。そこで、おすすめなのが超音波式の製品です。

猫が嫌いな超音波を流すことで猫を追い払うことのできる超音波器は、簡単に設置できて効果が高いのでおすすめです。

また、野良猫を見かけてもむやみに近づいたりせず、無視しておきましょう。

万が一、野良猫に触ってしまった場合は、石鹸でしっかりと手と手首を洗うようにしてください。手洗いやうがいをこまめにすることで、アレルゲンが体内に入るのを防ぐことができます。

猫アレルギーを発症してしまったら…

猫アレルギーが軽度なものであれば前述した対策をしながら様子を見ても良いかもしれませんが、重度な猫アレルギーの人は必ず病院で検査をしてもらい、自分がどのアレルゲンに反応しているのか明確にする必要があります。

病院では、症状に応じた薬を処方してもらえますから、まずは受診することが大切です。

まとめ

猫アレルギーの危険性について、理解していただけたでしょうか?

現在、猫アレルギーの明確な治療法はまだ見つかっておらず、薬を使ってアレルギー症状を柔和する方法しかありません。

猫アレルギーでない方も、今後なる可能性がゼロではありませんので、猫と接する際には十分に注意してくださいね。

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